努力のご褒美は、よく『遅刻』する。

ノウハウ

報われない努力

これまで、努力が報われなかった、と嘆いたことはないでしょうか?

努力が足りなかった?そもそも才能がなかった?努力が足りなかった?努力の仕方を間違えた?

色々な要因が分析できると思います。

でも、もう少し別の視点で、『結果が出るまでにはまだ時間がかかる』と、考えてみることも、時には大事です。

すぐに結果が出ないときどうする?

ダイエットのために頑張って運動したり、食事を制限したら、数日くらいには結果が出て欲しいものですが、なかなかそうは行きません。人の体は数ヶ月単位で徐々に変化していきます。

それよりも、もっと結果が出にくいものもあります。音楽なんて、一流のプレイヤーになるためには長い年月をかけた努力が不可欠です。私のような凡人からすると、大成功した人の多くが、既に成功する素質を持って生まれているように感じてしまいますが、最初から人並外れたことができたり、大きく結果を残したりした人はいません。焦ってしまう時は、「自分が目指すもの」と、「今の自分の取り組み」を、冷静に観察することが必要です。

気づく力も必要

もう一つ大事なことがあります。それは二つの気づく力です。

一つは、自分の成長に気づく力です。何かに取り組んで全く成果が出ないと思っていても、小さな変化は必ず起きています。ダイエットをしていて、ウエストが0.5cm細くなったとか、ゆっくりでしか弾けなかったギターの難しいフレーズがテンポ+2で弾けたとか、そういった細かいことの積み重ねが成長の証です。

もう一つ気づくべきは、過去に取り組んだことの成果です。何かを頑張って得たことは、必ずあなたの血肉として蓄えられます。昔受験勉強を頑張ったなら、その頑張ったことが直接でないにしろ、今の仕事に活きていたりします。時間をかけてその努力があなたに何かを与えてくれることもあるため、長期的な自分の変化にもしっかりと目を向けることが重要です。

まとめ

今まで何かに一生懸命努力して取り組んできたあなたも、現在進行形で努力しているあなたも、欲しい結果はすぐには出てこないかもしれません。

まず、努力が目的に対して正しい努力をしているのかを認識するのが大前提です。

その上で、結果は『遅刻』してくるものだと思っておくと、気が楽になります。時間厳守できっちりすることは素晴らしいのですが、時には素晴らしい結果も、自分が寛容になって待ってあげるのも大事です。

そして、自分の過去の努力も、思いがけない時にリターンとして返してくれることがあります。「あの日の頑張りは無駄だった・・・」と嘆くこともできますが、「あの日の頑張りが、今のこれに生きるぞ!」と、自分で意味づけを変えることだって可能です。全ては自分の考え方次第です。

私も現在進行形で、ワクワクしながら毎日チャレンジしています。ぜひ、『遅刻』してくる結果を楽しみに、一緒に頑張りましょう!

【本日のオススメ本】

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

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