私が学生時代、就職活動をしなかった理由

エッセイ

学歴を棒に振ってフリーターへ

時を遡ること11年、就職氷河期と呼ばれる時代に、大学三年生だった私は就職活動シーズンを迎えました。

周りのみんながリクナビとかマイナビにエントリーしてました。私もよくわからず、真似してやってました。説明会とかもちょろっと行ってみました。いろんな大学の就活生が集団でディスカッションする場面で「僕は社長になりたいです!!」とかドヤ顔で言っている人を内心鼻で笑ってました(捻くれてました)。あとJRの人から直接アポイントがきたりして、秋葉原のカフェで採用の話とかされました(どっから私の情報仕入れた?w)。でもそのあと電話で「あ、受けるつもりないです」って言いました。

単純にもっと音楽をやりたいという煮え切らない想いを抱えながら、学業と部活動(ラグビー)とアルバイトに追われる毎日。その時私は、就職なんて本当にどうでもいいと思っていました。大してやりたくもないことのために、なぜみんな一生懸命、髪を黒くして短くして地味なスーツを着て、学校の授業をサボって茨城から交通費をかけて東京まで頻繁に足を運ぶのか、全く理解できませんでした。

大学卒業後、バンド仲間と。ドロップアウト街道まっしぐら!

当然、大学を出てからの、経済的な差は、同期の仲間よりは開きました。

でもそんなの、自分が気にしなければ関係ありません。

大学を卒業し、惰性で大学院に行った後、学業や研究をロクにせず音楽に明け暮れた日々、周りからは散々「一旦就職した方がいい」と言われました。何日も悩み続けました。答えが見つからないまま、気付いたら大学院を辞めてました。

月日は流れて今、音楽で生計を立てています。カネもコネもないところから始まって、時間はかかっても、来るべき場所へは来れるものだと知りました。

もし明日死ぬとしても後悔はない

覆水盆に返らず。

過去は誰にも変えることができません。

私は、自分のやりたくないことをするのが、どうしても嫌でした。めちゃくちゃ、ワガママです。

それでも、多くの人の支えがあり、幸運に恵まれ、今までなんとかやってこれてます。

そしてこれからもきっとうまくいくという、根拠のない自信があります。

今まで散々失敗してきたし、間違った選択をしてきたと思います。でも今の状態は、これまでの人生で最高を更新し続けることができます。

それは、自分に嘘をつくのを辞めたからです。

あんまりすぐには死にたくないものですが、誰だっていづれ死にます。

月並みな表現ですが、私の毎日は、常に明日死んでも後悔のないものです。

まとめ

人の生き方はそれぞれです。

自分が納得してればそれでいい。

もしあなたが大きな選択で迷っていたら、自分のいきたい方を選ぶことをオススメします。

あ、私は一切責任取りませんし、取れません。

人生の責任は、結局自分しかとることができないものなので、そこはご承知おきを!

【本日のオススメ本】

大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~ (NewsPicks Book)

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