DAWソフト
当ブログでもDAWソフトの比較や使用方法などについては何度か取り上げてきました。
これからパソコンで音楽制作を始める方や、ブランクがあって久しぶりに取り組む方、既に経験があってDAWソフトを乗り換えようと思っている方向けに、改めてDAWソフト選びの重要ポイントを3つに絞ってご紹介します。
各社から様々な製品が出ており、また製品内でもバージョンが違うため、選ぶのが大変です。こちらの記事を参考に選んでいただければ、致命的なチョイスミスは避けられます!ぜひ最後までご覧ください。
選び方のポイント
細分化された目的
DAWソフトを使う目的は、「音楽制作」です。
ただ、「音楽制作」と一口に言っても、その形態は様々です。
特定の使用目的が定まっているならば、選択肢は限られます。なので、細分化された目的をまず考えることをオススメします。
例えば、レコーディングスタジオなどで将来エンジニアとして仕事をすることが目標ならば、業界標準のPro Tools一択になります。他にも、特定のDAWソフトを使う明確な理由がある場合は、それを最優先に選ぶべきです。
予算
次に予算です。上記の目的に合う製品が決まって、すぐに買う予算があれば買って大丈夫ですが、それがない場合は予算を作れるまで買わない方が賢明です。
上記の「細分化された目的」のうち、複数の選択肢が出てくれば、次に予算を考えてDAWソフトを選びます。DAWソフトの更新の頻度は速く、どんどん新製品、バージョンアップ製品が出てきます。一生モノの買い物とかではないので、その時点で無理して高額な商品を買う必要はないと思っています。
環境
環境は「機器的環境」と「人的環境」を、順に考えます。
「機器的環境」とは、主に使用するパソコンなどです。MacなのかWindowsなのか、スペックはどの程度か、それによって選ぶべきDAWソフトも異なってきます。
また「人的環境」とは、音楽制作をやる際に周りにどういう人がいるか、というポイントです。例えば気軽に連絡の取れる知り合いの多くがAbleton Liveを使っていたら、自分もLiveを使った方が情報交換しやすいし、プロジェクトの共有などもラクです。周りに知り合いがいない場合は、YouTubeやSNSでフォローしている人たちに合わせるのも手です。直接の知り合いではなくても、それも「人的環境」に含まれます。国内だとCubaseユーザーが多い印象ですので、それに合わせて自分も選ぶと情報収集しやすかったりします。私もCubaseを長らく愛用しておりますので、何か困ったことあればお気軽にご質問ください。
まとめ
DAWソフトは年々進化し、また製品も増えています。ユーザー数自体が多くなっている印象もありますが、まだまだ統一された情報は少なく、使いこなすには敷居が高い印象を受けます。
音楽制作を楽しみたい多くの人の参考になれば幸いです。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 10.5 DAWソフトウェア
AVID ( アビッド ) / Pro Tools 永続ライセンス版
ABLETON ( エイブルトン ) / Live 10 Suite
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