徹底的にマニアックな『ラブライブ!」関連楽曲の解説《愛してるばんざーい》編

ラブライブ!

愛してるばんざーい

《愛してるばんざーい》は、ラブライブ!のμ’s4thシングル「もぎゅっと“love”で接近中!」のカップリングとして登場した楽曲です。作詞はお馴染み畑亜貴さん、作曲は同じくμ’sの1stシングル《僕らのLIVE 君とのLIFE》や2ndシングル《Snow halation》も手掛けた山田高弘さん、編曲は清水哲平さんです。ミディアムテンポで優しく歌い上げる楽曲となっており、センチメンタルな部分も匂わせつつ、「今この瞬間の仲間と青春が好き!」という気持ちを9人全員で歌い上げ、明るく前向きな気分になれます。

スウィングがこの曲のキモ

スウィングとは、ハネた感じのリズムのことです。

この曲は全体を通して、「ズック、ズック、ズック、ズック」というハネたリズムでできています。穏やかなテンポでありながら、このハネた感じが心地よいノリ(グルーヴ)を生んでいる大きな要因と言えるでしょう。

9人それぞれのハネ方が違う

跳ね方がポイントとなる曲ですが、サビの歌詞の「(愛してーるーばんざーい)ここで〜」の部分に着目するとその違いがわかりやすいです。4拍目裏から16分音符で「ここ」、次の小節のアタマで「で〜」となり、16分音符二つ+8分音符1つの構造です。ここの16分音符の二つ目がどのタイミングになるかが、ハネ方の違いとなります。こちらはソロライブコレクション(各メンバーがそれぞれソロで歌っているアルバム)で聞くと、それぞれのメンバーの歌い方の特徴をわかりやすく聞き分けることができます。わかりやすく聞き取れるのが、例えば「ここでー」とストレート気味に歌うのが、希、にこ。「こぉこで〜」とハネ気味に歌うのが穂乃果、凛などです。CDやサブスクなどで聴ける方はぜひ音源で確認してみてください。

このあたりのハネ方に正解というものは存在しません。ボーカリストのハネ方、裏で鳴っているドラムやギターやその他多くの楽器が、それぞれ微妙にタイミングの揺らぎを持っています。音楽的には非常に奥深い表現ができる要素であり、9人それぞれの歌い方の違いを確認できる曲でもあります。

まとめ

愛してるばんざーい!は、ハネたリズムが特徴の楽曲です。

9人のボーカルそれぞれに歌い方の特徴があって、その違いによる個性もまた魅力ですし、9人の声が合わさったときはμ’s唯一の曲となっているのではないでしょうか。

ラブライブ!楽曲がお好きな方の参考になれば幸いです。ご覧いただき、ありがとうございました。

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