『”今ある物でなんとかする”力』が幸せを呼ぶ

生活

ネーミングセンスをください

私たちは”ない物ねだり”をする生き物です。

あんなこといいな、できたらいいな♪ とOPで歌い上げる国民的アニメ作品があるように、私たちの夢や理想が行動の原動力となり、今の世の中を築いてきました。

しかし、それに囚われて身動きが取れなかったり、今の行動の足枷になってしまってはハッピーになれません。そこで私が必要だと考えるのが、

『”今ある物でなんとかする”力』

です。これしか名称が思いつきませんでした。(ネーミングセンスが欲しいです・・・)

ない物ねだり=アンハッピー

ではなぜ、ない物ねだりがアンハッピーになるのでしょうか?

家での料理を例にします。

「今日は日曜日、普段忙しいけどたまにはゆっくり料理でもするか!クックパッドで検索して・・・あった、僕の大好きなアヒージョ、これを手作りして、ワインと一緒に今夜は優雅な一時を過ごそうかな。レシピの具材を見てみると・・・フムフム、えびやベーコンは近所のスーパーで買えるな。マッシュルームも、缶詰があるけど、今日以外はあまり使わないから余らせちゃうかな・・・?それにアンチョビフィレ?これ売ってるかな?ちょっと電車乗って成城◯井とかに行かないと買えないんじゃないか?今から行く?電車賃も時間もかかるし・・・。でもこれがないと料理完成しないし・・・どうしよう、やっぱ手作りアヒージョ諦めようかな;;」

上記のように、ネットのレシピ通りにアヒージョを自分で作ろうとすると、どうしてもすぐには手に入らない食材(ない物)を、無理してでも手に入れなければならなくなります。それか、大好きなアヒージョ作りを諦めるかです。この二択、どちらもあまり幸せではないですよね?

『”今ある物でなんとかする”力』を発揮

“今ある物でなんとかする”力を使うと、別の選択肢が見えてきます。

例えば、アンチョビがないならば、似たような魚の油漬けで代用する方法があります。ツナの缶詰なんかはどこでも売っていますよね?アンチョビとは風味が違いますが、塩気を足したりするなどの工夫で、それっぽく近づけることもできます。

このように、「〇〇がないと・・・」という考え方にこだわると、無理をしてでもそれを手に入れるor諦めるという、しんどい選択を迫られますが、発想の転換やアイデアによって、今ある物でなんとかすると、よりクリエイティブな新しい選択肢が出てきます。

誰しも、やろうとしていること全てに満足の行く状態であることって、なかなかないです。家でギターを弾くのに最大限満足行く状態が欲しいなら、完全防音の部屋があって200Wの電気から常に安定した電源供給がされる医療機関並の電源設備があって、フルチューブアンプがあって・・・となります。DTMも最新のフルスペックPCで古今東西あらゆる音源が揃っていないと満足な状態とは言えないでしょう。多くの人は、多かれ少なかれある程度の制約の中で何かを行います。そこでない物ねだりをして甘えるのではなく、現状あるものを効果的に、クリエテイティブに活用することで、今やることに最大限ハッピーに取り組めるのではないでしょうか。

まとめ

向上心を持つことや、願望を持つことは素晴らしいことですが、現時点でできることから目を背ける言い訳にしてしまうことだけには注意が必要です。

限られたリソースでも、日々創意工夫で頑張るあなたを応援しています。

【本日のオススメ本】

アイデアのつくり方 (日本語)

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