【シンセの大学】神前暁さん回の感想

DTM

シンセの大学:ゲスト講師『神前暁』さん

先日、【シンセの大学】というイベントのオンライン講演会で、ゲスト講師として作曲家の神前暁さんがお話されていたのを視聴しました。

シンセの大学2019-2020 Vol.4 神前 暁の“Selected Works.” Online

シンセの大学| 2019-2020 University of Synthesizer Japan
シンセの大学とは、JSPA(一般社団法人 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)がお届けする、DAWを用いた楽曲制作に携わるトップクリエイター達による公開トークイベントです!

作曲、DTMをやっている私には、とてもとても参考になるお話ばかりでした。

放送の中のいくつかのトピックから、私の感想などをまとめてみました。

感想

音楽遍歴について

幼少からの音楽教育、大学での作曲サークルでの活動などが注目されるところかと思いますが、個人的にはナムコへ入社してからのことが印象的でした。「給料をもらいながらの勉強期間」と仰っていたように、やはり仕事でやる音楽制作はそれまでとは別物だったと思います。30名近く?のクリエイターがいらっしゃったようで、「先輩方に追いつけるように」という日々が、職業音楽家としての道のりで重要だったのではないでしょうか。そういった環境に身を投じて、日々研鑽を積んでいったことが重要だったのではないかと思いました。

名曲たちの制作過程について

放送では、代表曲となる「God knows…」「もってけ!セーラーふく」「タチアガレ!」「さようならのパレード」を、デモ音源や実際の納品パラデータなどで聴口ことができ、とても貴重な体験でした。印象的だったのは、「50点の状態でもいいからメロディをまず作る。作りながら見えてくる部分がある。最初に頑張りすぎない。作っていけば、メロは育つ」といった趣旨のお話です。楽曲を作っていると、どうしても最初にできたものに納得がいかず、そこから筆が進まない・・・ということはよく起こります。ですが、そこで粘り強く曲をブラッシュアップしていく(放送では彫刻になぞらえて「彫っていく」と表現されていました)ことで、あの数々の名曲が生み出されていった、のだそうです。この姿勢は、今一度自分の制作でも見直していくべき点だと思いました。

作品作りのスタンスについて

時間をかけて作品を育てていくスタイルのため、コンペは基本的にやらない、とのお話でした。作曲コンペは魅力が大きい反面、競争が激しくなかなか勝ち取るのが難しい世界です。もちろんそこで採用をとっていく作家さんたちも素晴らしいですが、神前さんは自分が最も得意なスタイルで作品を生み出していっているように感じました。メジャー作品の世界と一括りに行っても、様々なスタンスがあり、『コンペ』に固執することが全てではないことを改めて認識できました。

また、曲作りでは「客観性を失わない」ことを大事にされているそうで、これもまた個人作業において重要なことだと改めて思いました。作業に入り込みすぎると、ついつい視野が狭くなってしまいがちですが、常に新鮮な目(耳)で判断するよう心がけると、いい意味でバランスの取れた作品作りに繋がるのだと思います。

あと、神前さんも曲作りで詰まったり、悩んだりすることがあるそうで、その時は「寝る」のが一番だと仰っていました。頑張るのは大事ですが、無理せずうまく切り替えるのも大事、ということだと思います。そういった部分も、今後見習って行きたいです。

まとめ

数々の名曲、名作を残された神前さんですが、特に私のようなアニソン好きの人間からすれば、その名を知らない者はいない創造神のような存在です。

7/22まで、チケットを買えばアーカイブ配信が見れるそうなので、未視聴の方はぜひお見逃しなく!

「シンセの大学『神前 暁のSelected Works.』」チケット販売ページ - ニコニコ生放送

【本日のオススメ本】

プロが教えるアニソンの作り方

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