よく挫折する人
計画を立てては、挫折する。
これってよくありますよね。
元旦になったら
「今年は英語を勉強するぞ!」
「痩せるぞ!」
などなど、希望に燃え上がっては、いつの間にか日常に忙殺されてそんなこと忘れてしまいます。
ですが、その挫折はすごい宝物を残してくれています。
多くの人は(そして私も今まで)、それに気づかず、宝物をスルーしている状態にあります。
計画して実行している
挫折するということは、何かを計画して実行しています。
その時点で、目標へと向かって確実に歩み始めています。
まずこの一歩が、誰にとっても貴重な体験です。他の人は知り得ない、あなただけの特別なものになります。
挫折は必ずやってくる
ところが、その計画は「達成し、成功する」ことを前提にしてしまいます。
当たり前のような話ですが、その計画の目的となるものが欲しい以上、失敗することを想定して計画は立てないのが普通です。
でも、ここが落とし穴です。
何か今まで自分ができなかったことにチャレンジした場合、必ずうまく行かないことが起こりえます。最初から全てうまくいくことなどないし、あったとしてもそれは本当に幸運が重なっただけ、と解釈するべきです。なかなかうまくいかない、自分にとってヘヴィーな課題であるからこそ、計画を立ててチャレンジします。そして当然、失敗や挫折がやってきます。
軌道修正
うまくいくために必要なのは軌道修正です。
なんとなくそれはわかると思います。
ではなぜ軌道修正できないのか?その原因と対策を考えます。
完璧主義を捨てる
何事も完璧を目指さないといけない、という部分が軌道修正を阻害します。100点に価値があって、50点や70点にはそれほど意味がない、と思ってしまいがちですが、『半分も成果が出た!』というのは立派なことではないでしょうか。五十歩百歩の逆のようですが、50点も100点も、あなたはどちらにせよ成果を出せています。完璧主義だと、こんなハッピーなことすら見落としてしまいそうになります。
他人の目を気にしない
自分の挑戦や計画が人に見られていると意識すると、そこでもまた他人の目を気にします。
そしてもう一つ、『自分という他人』の目も、無意識のうちに気にしてしまいます。
時にはそれがモチベーションになることもあるでしょう。ですが、モチベーションがそれに支配されてしまうと、「他人から恥ずかしく思われない」ことがメインになってしまいます。すると、「じゃぁそもそもやんなきゃいいや。恥をかくくらいなら、やーめた」という選択肢の方がラクで現実的です。
これが、他人の目を気にすることの弊害です。あくまで、自分の中の動機付けを優先させるべきであり、他人に貶されるのも、また褒められるのも、意識しないようにすることが大事です。
まとめ
私もこれまで何度も計画し、挫折し、失敗を繰り返してきました。
その中でも数%、うまくいったことがあります。
そのうまくいったこと、行かなかったことを分析したところ、『軌道修正』をうまくやれていたかどうかが決め手だったことがわかりました。気付いたら、それが宝物となって今でも自分の中に蓄積されています。
頑張るあなたをいつでも応援しています!私も今日も、無理せず楽しく頑張ります!
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