『あ・の・ね・が・ん・ば・れ!』が深い

ラブライブ!

がんばり方が違うかも?

頑張っても成果が出ない、報われないときは、がんばり方を間違えています。

lily whiteの「あ・の・ね・が・ん・ば・れ!」は、ラブライブ!のユニットシングルでも大好きな1曲です。でもこれってちょっと難しい歌詞だと思ってます。誰にでもわかりやすい歌詞ではないのですが、物事の本質を突いていると思ったので、掘り下げてみました。

なんでもできる人なんて・・・

いるわけないですよね。そう見えるひとはそう見せてるだけです。

楽器が弾けるようになりたい、英語が話せるようになりたい、ダイエットして理想的な体型になりたい、勉強して資格を取りたい・・・・

みんな様々夢や希望を持って、今の自分を越えようと努力します。なんとなーく日々を過ごしていては、今の自分から変わらないのはわかっているからです。

そしてそこには、「目標となる人」がいたりします。自分より上手く演奏できる人、何ヶ国語も喋れる人、スタイル抜群でモテモテの人、資格試験を突破して憧れの仕事に就いている人。

隣の芝は青い、と言いますが、やはりそういった人は他の全ても良いように見えてしまいます。これを心理学ではハロー効果という認知バイアスとして知られていますが、部分的なところから全体を想像すると、このようになんでもできる「夢のヒーロー」像を自分で勝手に作り出し、それと自分とのギャップに苦しんでしまうことがあります。

誰だって、良い部分だけ見せて、悪い部分は隠します。なので、そうやって人と比べることの間違いを、この歌はメッセージとして伝えてくれています。

誰かのえがお抱きしめよう

自分にばかりフォーカスしすぎると、大切なことを見失ってしまいます。一人きりで悩まないで、というのも難しいことかもしれません。結局は自分の為に頑張っているからです。

でも、ちょっと視点を変えるとラクになります。

楽器が弾けるようになりたい? > それは自分が楽しいから?自慢したいから?

そうではなく、

楽器が弾けるようになりたい > なぜなら、自分の演奏を楽しんでくれる人がいるから

こういうようにフォーカスを変えると、まず人と比べることがなくなります。そして人を楽しませる、人に喜んでもらえるというご褒美に向かって頑張れます。

英語も、ダイエットも、資格も同じです。それを身につけることによって、どんな風に人の役に立つのか。自分が成長することによって、どう他の人に役立つかにフォーカスすると、頑張ることが辛くならないし、無理ながんばりをしなくなります。

運より努力じゃなかった?

ダルビッシュ有さんも以前こんなツイートを残していました。

ただ、闇雲に頑張れば良いと思って成果が出ないと、「努力しても意味ない」という結論に至ってしまいがちです。断言できますが、それは努力ではないです。頭を使って、本当に結果に繋がるような行動の積み重ねと試行錯誤が本当の努力です。

すなわち、「頭を使わない」「行動をしない」「試行錯誤をしない」というのが間違った努力です。

それを続けていては、単なる自己満足の範疇を出ません。言い訳をする前に、本当の努力に気づいて正しく頑張りましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました