不平や不満を言う
不平や不満を言いたくなる時は、誰だってあります。
嫌なことがあった。ひどいことをされた。気分が悪い。体調が悪い。天気が悪い。政府や政治が悪い。境遇が悪い。生まれ持ったものが悪い。
なんだって理由になるし、それを言うと少しラクになる気がしますよね。
でも、それはモルヒネのような一時的な鎮痛剤であって、根本の原因にはならないし、さらに長期的には自分が損をするようになっています。
大抵の人は順序を間違えている
多くの人は、
原因:自分で決められないことが発生する
結果:自分が不利益を被る
と、考えます。
何か恵まれない状況があって、それが原因で不平や不満を口にすると思っています。
実際は逆です。
原因:物事をネガティブに捉え、一時的にラクになろうとする
結果:自分の周りが自分に不利益をもたらしていると解釈する
つまり、自分の周りに起きていることは、自分が見た解釈の世界でしかなくて、それをどう捉えるかは自分次第となります。
電気も通らない孤島の原住民族は、不便さを嘆いているのでしょうか?
国から最低限の生活が保証されて、安価で食べ物が手に入り、世界でも極めて安全な東洋の島国に住む人は、みんなが毎日幸せに笑って生きているのでしょうか?
こうして考えると、改めて気づくことがあるはずです。
思考や言葉によって状況が変わっていく
あなたの周りの状況を作っているのは、あなたの思考です。
ポジティブな言葉を発し、物事を前向きに捉えれば、目の前の世界はどんどん素晴らしくなります。
逆にネガティブなことに目を向けて、不平不満を口にし、マイナスの面ばかり見ていると、世界はそのように映っていくでしょう。
あなたの今置かれている状況は、これまでのあなたの選択がもたらした結果です。そこに疑いの余地はありません。膨大な選択をしてきた結果が今の状況です。その中で、不平・不満を言うことによって自ら選び取った選択がある、ということもまた事実です。
不平・不満をいう、ということは、未来の自分の状況を決める際の、よくない選択肢を選び取っているということに他なりません。
まとめ
今回は、不平や不満を言うことのデメリットについて解説しました。
長い目で見てれば、いいことがないのは明らかです。
損得を冷静に考えたら言わない方が賢明です。
不平・不満が口をつきそうになる時は、何か感謝できるものを探して、そっちに言い換えるのも一つの手です(私はよくやってます)。
ちょっと、心が軽くなるのでオススメです。
素敵な毎日をお過ごしください!
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