ラグビーで大事な3つのP
私は小5から大学4年までの長い青春をラグビーに捧げてきました。
その中で、ラグビー(特に、バックスというポジション)に大事な3つのPを教わりました。
Pass(パス):ボールを受け渡す
Positioning(ポジショニング):良い位置どりをする
Penetrate(ペネトレイト):突破する
これを意識して練習しプレーをすると、ラグビーでよりチームに貢献して活躍できるようになります。
それと同時に、人生でもこの3つを応用すると、自分の能力を発揮して社会で活躍できるようになる、というのがこの記事のテーマです。
多くの成功者の言葉に共通する考え方になっていますので、ラグビーにあまり詳しくない方でも、是非最後までお読みください。
ラグビーにおける3つのP
ラグビーのことをあまりよく知らない方のために、『3つのP』を超簡単にざっくりご説明します。
まずPass(パス)です。ラグビーもサッカーやバスケと同じように、ボールを味方に渡すことができます。1チーム15人で戦うスポーツなので、味方との連携協力が非常に大事です。まずこれが一つ目のPです。
次にPositioning(ポジショニング)です。ラグビーは、サッカーとほぼ同じくらいのグラウンドで競技します。ラグビーは陣取り合戦のスポーツです。相手の陣地奥深くにボールを置けばトライとなり、5点をとることができます(ただし、前にパスできないので、ボールを持って運ばなければいけない!!)。その時、広い空間の中で、それぞれの選手がどこにいてどう働くか、が重要となってきます。その要素として、敵の防御網を崩して陣地を進めるための、戦略的かつ効果的な位置取りが挙げられます。
最後にPenetrate(ペネトレイト)です。これは突破するという意味です。陣地を奥深く進めるためには、敵の防御網(ディフェンスライン)を突破しなければいけません。味方と連携し、効果的な位置について、実際に突破することで、ラグビーという競技の目的を果たすことができます。ラグビーではここが最もエキサイトする場面でしょう。敵はタックルで止めにかかります。人同士が激しくぶつかり合って戦う、その泥臭さがラグビーの本質でもあります。
社会で活躍するための3つのP
ここからは、普段の社会生活で3つのPの考えを応用して行きます。
まずPass(パス)ですが、多くの成功者はこれをうまくやっているように思います。自分一人で全て抱え込む人は、早い段階で限界がきてしまいます。良い仲間で集まり、お互いの強みを生かして連携することによって、大きな成果をもたらすことができます。
次にPositioning(ポジショニング)です。あなたは、今自分が力を発揮できる環境にいますでしょうか?多くの人が競い合う厳しい環境をレッドオーシャンと言ったりします。逆に、競い合う人が少なく、自分の立ち位置を優位にできる環境をブルーオーシャンと言ったりします。まさに自分のポジショニングをどこに取るかによって、茨の道を進むのか、成功への近道を辿れるのかが変わってくることでしょう。
最後にPenetrate(ペネトレイト)です。これを私は「本気」と解釈しています。自分の立ち位置を決め、狙いを定めて、突破を狙ったとしても、中途半端な気持ちでは並の結果しか出ないでしょう。いかに本気になって泥臭く取り組めるか、それが突破(Penetrate)の鍵だと考えます。多くの成功者たちは、何かに本気で取組み、人一倍の努力をし、自分の望みを実現させています。ただきっとそこには、上手いパスと、的確なポジショニングが前提にあることでしょう。
自分のキャパを超えることまで抱え込み、戦略を誤って努力しても、結果に結びつかない可能性が高くなるので、注意しなければいけません。
まとめ
私がラグビー選手だった頃に教わった、3つのPについての解説でした。
ラグビーだけではなく、仕事や勉強や生活に役立つと思い、私の解釈も含めてご紹介しています。
3つのPが、味方との連携、位置取りと戦略、泥臭い努力の三つと置き換えて考えると、望みを叶えて成功にたどり着く方法論としての面が見えてきます。
日々頑張るあなたのお役に立てれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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