「怒られた」のは、あなたが悪いからではない:アドラーの『目的論』を解釈する

ノウハウ

誰かに怒られたとき

誰かに怒られたとき、あなたはどんな反応をしますか?

反省してしゅんとなる?

反発して喧嘩する?

怒ってくる相手や、シチュエーションによって様々でしょう。

いずれにせよ、気持ちのいい状態ではないので、なんとか解決したいと思うはずです。

その時に役に立つ考えが、

そもそもあの人はなぜ怒っているのか

と言うことに着目することです。

例えば、あなたが何かミスをして、先生や上司に怒られている場面があったとします。

実は、先生や上司は、あなたがミスをしたから怒っているわけではないんです。

この考え方を知ると、人間関係が少しラクになってきます。

怒る『原因』、怒る『目的』

人は怒る時、何か原因があって怒る(原因論)のではなく、目的があって怒る(目的論)だと、アドラー心理学では考えるそうです。

おそらくアドラー心理学関連で一番有名な本「嫌われる勇気」ではこのような一節があります。

要するに、怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。

〜中略〜

(例でできた人物)は怒りを抑えきれずに怒鳴っているのではありません。

〜中略〜

自分の主張を押し通すために、怒りの感情を使っているのです。

「嫌われる勇気」より

嫌われる勇気 Kindle版

私はこれを、感情の二段階反応と解釈しています。

例えば、あなたがミスをして上司に怒られる場面を想定します。

まず怒る人は、あなたに対して、ミスを起こしたことなどに不快感を覚えます。これが第一段階で、まず怒りではありません。なぜ不快かというと、あなたが期待通りに動くと思っていたことがそうならなかったからです。

そして次に、あなたに期待通りの動きをするよう強制させるため、怒りという感情を使います。これが第二段階です。

つまり、怒るのはあなたがミスをした「から」ではなく、ミスをしたあなたを支配、コントロールする「ため」であると言えます。

怒られた時の対処法

あなたが怒られた時、どうすれば相手の怒りはおさまるのでしょうか?

そもそも相手は怒りを納めてくれるのでしょうか?

結論から言うと、これはもう相手次第です。

相手が、あなたに対して支配、コントロールしたいという目的を持っているなら、相手が「怒る」という手段を使うのも仕方ないかもしれません。

一方で、相手があなたのことが大好きであれば、ミスも大目に見て許してくれるかもしれません。これは相手があなたをどう思っているか次第(課題の分離)なので、あなたにはコントロールできないと割り切るべきでしょう。

怒りを買うような挑発をしたり、反発して怒ったりするのは、問題解決からは遠ざかってしまいます。

これはとても難しいかもしれませんが、まずは相手の心に寄り添って「なぜ怒っているか」を考えるところからスタートすると、その時々で納得のいく答えが見つかり、行動が起こせるはずです。

まとめ

誰かがあなたに怒るのは、

他人の心はそう簡単には変わりません。

だから、あなたの受け取り方を変えるのが、一番手っ取り早い解決策です。

すぐには難しいと思うので、何かしんどい時があれば、ちょっとずつ思い返してみてください。段々と、自然に、対処できるようになります。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

【本日のオススメ本】

幸せになる勇気 Kindle版

一冊目を読まれた方は、ぜひ続編まで読んでみてください。読んでしばらく経ってじわじわ効いてくる感じあります。

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