有益なコミュニケーション
誰かとコミュニケーションをとるときは、円滑に、お互いにとって良いものにしたいです。
でもコミュニケーションって結構難しいですよね。
「私はコミュ障だから・・・」と言う人って結構いますが人間誰しもコミュニケーションは簡単にできないと思ってます。「コミュニケーションが得意」と思ってる人も、本当に得意な場合もあれば、得意だと勘違いしているパターンも往々にしてあります(これが結構危険だけど気付きにくい)。
そんな誰にとっても永遠のテーマと言えるコミュニケーションですが、有益にするために気をつける三つのポイントとして、
- 疑わない
- 決めつけない
- 否定から入らない
を、ご紹介します。
これを意識することによって、余計な勘違いや摩擦を避けることができます!
人とのコミュニケーションの際に気をつけること
疑わない
まず人の話を疑ってかかるのはよくないです。
誠意を持って相手と接することは大前提とすべきです。
ただしここに落とし穴があります。
全て相手の言うことを鵜呑みにして、まに受けてはいけません。
なぜなら、人は意図せずに嘘を言ってしまったり、結果的に誤ったことを言ってしまうことが往々にしてあるからです。
もちろん、詐欺師のような人たちは悪意を持ってそれをやってくるのですが、そこは相手を疑うのではなく、理詰めで正当性を考えたり、信頼できる第三者と相談して相手の悪意を見抜いていく必要があります。
「この人はどうせこう思ってるんでしょ・・・」
お互いにそう思っていたのでは、地獄の始まりです。
まずは疑わず、相手を尊重することからコミュニケーションを始めることが大事です。
決めつけない
次に大事なのは、前提を決めつけて話をしないことです。
相手はこう言うつもりで話している、とか、自分のことをこう思っている、とか、事前に知らないことをあれこれと詮索してしまいがちですが、不確定な情報を決めつけてしまうのは非常に危険です。
そこから会話の歯車が狂ったり、すれ違いが起きたりします。
コミュニケーションにおいて、「質問」や「確認」のプロセスが重要なのはそのためです。決めつけをせずに、うまくお互いの認識のすり合わせをしていくことが、コミュニケーションでの目的達成に必要な手段となります。
否定から入らない
最後に、否定から入らないことも大事です。
相手の言うことに対して、自分の考えや認識と明確に違ったりすると、
「いや、それは・・・」
と、まず否定から入ってしまうことはありませんか(私も結構やる・・・。)
これは人からそう言う反応を受けて気づくことがありますが、なかなかに不快な気持ちにさせてしまう反応です。
一旦相手の言葉を受け止めてから、返答をした方が有益なコミュニケーションとなります。便利なのは、「おうむ返し」という方法を使うことです。相手の言った言葉をまず、こちらが繰り返し言います。確認のニュアンスで言うと良いでしょう。それで、相手は、「まず私の話を聞いてくれた」と思うことができます。そこから反論をするにしても、より相手の耳と心に届きやすくなります。
まとめ
コミュニケーションは日々訓練だし、日々自分を成長させていくべきものだと思います。人間対人間である以上、そこに完成や終わりはありません。今回ご紹介した「疑わない、決めつけない、否定から入らない」も、根本は相手への気遣いです。どんな立場であろうと、敬意を持って人とコミュニケーションをとるべきだなと、肝に命じていきたいと思います。
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