「ネットに落ちてるコード譜は使わない方がいいのでしょうか?」の答え

音楽総合

インターネット上で公開されているコード譜

世に出ている音楽のほとんどは、コード譜が無料で見れてしまいます。

『[曲名] コード』

というようにGoogleで検索すれば、様々なサイトで、歌詞とセットでコード譜を公開してくれているので、その曲を自分の楽器(ギターやピアノなど)でコピーしたいと思った時はとても便利ですよね。

ネットのコード譜は信じていいのか?

ところが、このネット上のコード譜を「見ない方がいい!」と主張する人もいます。「間違いが多い!」とか、「勉強にならない!」とかが理由だと思います。それもおっしゃる通り、勿論なのですが、それだとやはり勿体無いなぁ、と私は思います。

私の結論としては、

積極的に使った方が良い!

ただし、それが必ずしも『正解』ではない!

と、なります。

正解ではないものを積極的に使う、とはどういうことでしょうか。それをご説明します。

そもそもコード譜とは何なのか?

そもそも、ネット上にあるコード譜や、書店や楽器屋さんに並んでいる楽譜(バンドスコアなど)は、誰が書いたものでしょうか?

その曲を作曲した人?編曲した人?プロデューサー?

そういう人たちが『監修』したり、実際に書いたりするパターンも無いとは言い切れませんが、大半は、曲を作った人とは別の人が、聞き取りをして譜面にしています。

そしてコード譜はその音楽の『ルール』ではなく、『解釈』です。

「私はこの2小節をC – Am – Dm – G7だと解釈しました〜」

というのが、誰かが聞き取りをして譜面にしたコード譜の意図です。

一方で、作曲した人がコード譜を書くと、意味合いが違ってきます。

「私はこの2小節をC – Am – Dm – G7と想定して作りました〜」

作曲した人がコード譜を書けばこのような意味合いとなります。他の人は逆らう余地がありませんので、これは唯一の正解となります。

段階別コード譜活用法

それでは、

ネットのコード譜は、作曲者とは別の人が聞き取りで作った解釈

という前提で、どうやってコード譜を積極的に使っていくべきかをご説明します。

ただし、音楽をやってきた経験や知識によって変わってくる部分もあるので、料理屋に喩えて「見習い」「一人前」「料理長」の段階別としてみました。ご自身でこの三段階のどれに当てはまるか考えながら読んでみてください!

見習い

見習い段階の方へ。

結論として、ネットのコード譜をそのまま弾いてしまいましょう。

もしかしたら、原曲にはそぐわないような「解釈」がされているかも知れません。でも気にしなくて大丈夫です。まずは弾きたい曲がそれっぽく弾けるようになれることの方が価値が大きいです。

コード譜の信憑性よりも、きちんとそのコードを自分の楽器で弾けるか、が重要です。

演奏していて、「ここなんかヘンかも・・・」と思ったら、次のステップに進むチャンスです。それの部分のコードを自分でどう解釈するかを、理論を勉強し、聴音を鍛えることでレベルアップできます。

一人前

コードを元にある程度演奏ができ、理論も勉強している一人前の方へ。

結論としては、時短ツールとして使いましょう。

一人前の方は、コード譜がなくても耳コピで演奏できちゃったりします。ですが、誰かが作ったコード譜を叩き台にした方が、圧倒的に早くその曲の演奏に取り掛かれます。

当然、「誰かの解釈」であるネットのコード譜が、実際に演奏してみて都合が悪いことはよくあります。その時は自分の判断で、弾くコードを変えていけばOKです。

せっかく誰かが作ってくれたものなので、ありがたく活用させていただきましょう。

料理長

一つの店の厨房を取り仕切る、料理長クラスの方へ。

結論としては、【研究対象にする】というのがオススメです。

音楽理論に詳しく、アレンジのノウハウを持っていて、聴音もできるようなハイレベルな方は、他者の楽曲に対する解釈を参考にする手段として、ネットのコード譜を見れると思います。

「ここのうっすら聞こえるシンセの二度を拾ってadd9にしたのか」とか、

「全体的にオンコードで記載してるのに、ここだけテンションの表記にしてるのは統一感が無いけど、何か意図があるのかな?」とか、

楽曲に対する理解を深掘りしていくことに価値があると思います!(最終的にどう弾くかは、料理長クラスなら判断できます!!)

まとめ

私も時間が無い時は積極的にネットのコード譜を使っています!

「そういう解釈もあるのか」と発見する時もあるので、いい勉強になります。

便利なものはどんどん有効活用して、楽しい音楽ライフを満喫していきましょう♪

お読みいただきありがとうございました。

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