私がラガーマンからミュージシャンへ転向した理由

メンタル

ラガーマンからミュージシャンへ

私は小学校5年生まで、徒競走マラソン最下位、竹馬乗れない、逆上がりできない、家でゲームかプラモをやっている超インドアぽっちゃり少年でした。

友達から半ば強引に誘われたラグビーによって、人生の転機が訪れました。

その後、大学4年まで11年ほど競技を続けることになります。

大学卒業後、ラグビーを一切辞め、一転してミュージシャンを目指しはじめました。

この記事では、それから8年という長い時間がたった今、音楽で生計を立てられるようになるまで、なぜそのような変化が起きたかをお伝えします。(多少自慢話も入ってしまいますが、少々お付き合いください。)

ラグビーを続けられた理由

器用にパスやシュートを打たなくても、ボールを持って走れればいい。(※ポジションによる)

人にぶつかってもいい。

これが私にはとても合っていました

小学校は地域のクラブチームで、中学時代は学校の部活とクラブチームの掛け持ち。高校は学校の部活、大学も部活でラグビー三昧の毎日です。

運動ができない小学生だった私は、ラグビーを通して体を鍛えることができ、小学校6年生の運動会の徒競走で人生初の1位をとったことは今でも忘れません。人は変わることができると知りました。

中学校の部活は東京都上位の常連校、三年時には東日本大会準優勝のメンバーとしてプレーさせてもらうことができました。並行していたクラブチームでは東京都選抜メンバーとして高校ラグビーの聖地”花園ラグビー場”の全国大会でもプレーしました。本当に毎週末はラグビーをしなかった日がなかったように記憶しています。

鳴り物入りで進学した高校では1年時からレギュラー、3年時にはキャプテンを務めました。大会の結果はふるいませんでしたが、ラグビーを続けたいという思いから全国上位チームの大学へ進学してラグビーを続けることに。進学先の大学ではレギュラーには慣れませんでしたが、大学ラグビーのトップレベルの環境で、4年生の最後までプレーを続けました。

様々な環境でラグビーをしましたが、指導者や仲間に恵まれたことは本当に幸運でした。体だけでなく、人間として私を育ててくれた素晴らしい環境には今でも感謝しています。

いい意味で、根性が鍛えられたので、それが今でも生きています。本当に私はへこたれないし、芯を強く持っていられるのは、ラグビーという過酷なスポーツに育ててもらえたからだと思っています。

私にラグビーが合っていたこと、そして人を含めた環境に恵まれたこと。

これがラグビーを長く続けられた理由だと思っています。

わーさーがムチムチだった時代

音楽家への道

なぜラグビーひとすじだった私が、音楽家への道を歩みはじめたのか。

それはシンプルに、

自分が一番やりたいことが、音楽だったからです。

音楽ファンでオーディオファンの父と、声楽の先生である母の元で、音楽が日常にある家庭で育ちました。

専門の教育を受けたわけではありませんが、小さい頃からピアノや音の鳴るおもちゃで遊んでいました。段ボールでドラムセットを作ってCDラジカセに合わせて叩いて遊んでいました。

中学では友達を誘ってバンドを組みました。(ラグビーやりまくってたのによくそんな時間あったよな・・・)

でも、高校大学と、バンドをやって楽しんでる友達をすごくうらやましく思う時期もありました。大学の部活の練習のあと、みんなは家でテレビ観たりしてる中、こっそりギターを練習したり、打ち込みで曲らしきものを作ったりしてました。

ラグビーのトップレベルを知って、自分には届かないことがわかりました。そしてそこにいきたいとも、思えませんでした。

音楽がやりたかった。

そして今は、その音楽で人に何かを伝えたり、届けられる存在になりたいと思って、ミュージシャンをやっています。

こんなご時世でも、毎日音楽ができて、毎日発見がある日々を幸運に思うし、この道を選んで良かったと心底思っています。

7年前

まとめ

私はとてもラッキーな人生を歩んでいます。

環境に恵まれ、自分に合うスポーツに出会い、育ててもらえたこと。

そして今、人生をかけてやりたいと思っていることを毎日続けられていること。

私と時間を共にしてくれた多くの人に感謝をしています。

もしかしたら、これからまた新たな道ができるかもしれません。

きっと音楽は続けると思いますが、未来は誰にもわかりません。

確かなことは、自分の気持ちに正直になって、自分で選んだ道なら全く後悔はないということだと思います。

私わーさーこと澤洋輔、2年後には音楽家として10年を迎えます。

世の中が大きな変化を迎えている中、自分が2年後にどうなっているか、人事のように楽しみにしています。

ここだけの話、水面下で色々企んでますので、どうぞお楽しみに。

サウンドハウス

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