いいねやRTの数
今はTwitterやFacebookやインスタなど様々なSNSで溢れています。
場所を隔てて多くの人と繋がれるのはとてもメリットがありますが、いいねやRT(リツイート)などのシェア行為が数字として出るのは、自分への承認が可視化されているように感じてしまいます。
自分の発言や、最高の一瞬を切り取った写真を、人に評価してもらえることはとても嬉しいことです。
一方で、そればかりを追いかけすぎると、自分に嘘をつかなければいけない時が必ずくると思っています。その理由をご説明します。
価値基準を人に委ねてしまう
いいねを追いかけすぎると、自分に嘘をつく必要が出る。
その理由は、価値基準を人に委ねてしまうからです。
より多くのいいねが集まる投稿というのは、より多くの人が「いい!」と思っているものになります。
自分の本当に思っていること、発信したいことが、結果として多くの人の支持を受けて、いいねやRTが伸びたのなら、それは多くの人に共感される自分の思いだということになります。
一方で、どうやったらいいねやRTを稼げるか、に必死になってしまうと、「人が共感してくれそうなことを言う」へと、投稿の内容の本質が変わっていってしまいます。
そうすると、価値基準を人に委ねて、自分が思っていなくても人が喜びそうなことを発信していってしまいます。
これが、
『いいね』だけを追い続けると、
自分に嘘をつくようになる
理由です。
ローランドが若者に向けたメッセージ
現代のカリスマホスト、もとい、実業家として様々な成功を納めているローランドさんが、YouTuberのラファエルさんとの対談で、今の若者に向けて、「聞く耳を持て」ではなく、
「聞かない耳をもて」
と言っています。
その真意はぜひ動画をみて欲しいのですが、要はこれだけ情報が溢れている世の中で、先生や大人は必ずしも正しいわけではないし、周りの友達や有名人の生活っぷりをみてもそれが本当にその人の実態かどうかわからないから、そう言ったものを見たり聞いたりし過ぎると、本当に自分が心動かされるものから遠のいてしまう、ということを言っています。
私はこのシーンで泣いてしまいました。
でもそんなの簡単ではないですよね?周りから反対されるし、仲間外れにされるかもしれない。とても勇気がいることです。でもその勇気を持たないと、結局は他人に価値基準を委ねてしまって、自分がしたいことをできず、幸せになれないから気をつけて欲しい。そんな優しいメッセージだと感じました。
まとめ
普段、私の発信にいいねやRTをしていただいている皆様へ。
そんなに数が多くないのは知っていますが、チェックはしています。
いつもありがとうございます。
見ていただける方に、何か有益なものが伝われば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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