音楽の原体験
音楽をやる人は、何かのきっかけがあって音楽にハマって行くものだと思っています。
私が覚えている限りでの、幼少の頃の音楽の原体験となった曲をご紹介します。
マイフレンド/ZARD
ZARDのマイフレンドを聴いたのは、スラムダンクのテレビアニメが放送されていた時でした。当時は8cmサイズの縦長のCDシングルだったのを覚えてます。当時の流行りのビーイングサウンドの絶頂期で、あのかなり派手な音の仕上がりが印象的です。この曲はまぁ全て好きなんですが、特にスネアのゲートリバーブの感じが強烈で、「ドラム!!叩きたい!!」という衝動に駆られました。なので段ボール工作をして、即席のドラムセットを作り、幼稚園の鼓笛パレードで使ったバチでこの曲のスネアに合わせて叩いて遊んでいました。なので、幼き頃にアイスクリームのカップを叩いて練習していたと言われる、レッチリのチャド・スミスには親近感を覚えます。
君をのせて/久石譲
中学生の時にスタジオジブリ作品にどハマりした私は、来る日も来る日もジブリのサントラばかり聴いていました。おそらく最初に自分の小遣いで買ったCDも、ジブリ作品だったと思います(それでも2000円のオルゴールバージョンのベスト盤を買うのが精一杯でした)。君を載せてのイントロは神ですよね。作品本編ではラストシーンからつながっているので、そこのBGMから君を載せてに繋がる長いバージョンと、そこをカットしたイントロから始まる2バージョンがあるのですが、長いバージョンから聴くのが好きでした。イントロのパーカッションのトライバル感が、古代文明をテーマにした作品のイメージとマッチしすぎてて、久石譲さんはやはり天才だなと今でも思います。井上杏美さんの澄んだ歌声も衝撃でした。世界中でカバーされまくっている超有名曲ですが、原曲の完成度の高さは凄まじいと思います。
Ain’t Talkin’ bout Love/Van Halen
時は中学3年生。ついにわーさーはエレキギターを手にしました。
インターネット黎明期にあって、まだまだレンタルショップや中古CD、古本屋が情報収集源の時代。
近所の古本屋でたまたま手にした、Van Halenのベスト盤のCDの一曲目で衝撃を受けました。リフ!リフ!ギターリフの破壊力!とてつもないエネルギーを持って耳から離れないそのリフがどうしても弾きたくて、ギターをすごく練習しました。
Aint Talkin’ Bout Love(邦題:叶わぬ賭け)は、デイヴィッド・リー・ロスの独特の歌い方、サビでの女性コーラスなど、子供にはちょっと刺激の強い曲調ですが、ゾクゾクとする大人の雰囲気をこの曲で味わったことを覚えています。
まとめ
音楽が好きな方は、自分の記憶と共にセットになっている曲がきっとあるはずです。
「この曲を聴くと、当時〜していたことを思い出す」
「あの頃はいつもこの曲聴いていたな〜」
昔よく聴いていた曲は、その時の景色や匂いまで思い出させてくれます。
今回紹介した以外にも色々な音楽を聴いてきましたが、それらが全て今の私に影響を与えてくれいるし、人生の宝物にもなっていると思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
あなたの思い出の曲も、ふと思い出した時にぜひまた聴いてみてください!
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