▼高校の教科書で読んだ山月記
とても好きなお話でした。
「尊大な羞恥心」と「臆病な自尊心」
というフレーズで有名な、哀れにも虎の姿になってしまった主人公のお話。
高過ぎるプライド、見栄、弱みを見せられない恥じらい、そういった感情は生意気だった高校生の自分にぶっ刺さるテーマでした。
▼中田敦彦のYouTube大学を最近みまくってます
破竹の勢いで教育系YouTube界のトップに君臨したオリラジのあっちゃんですが、とにかく面白い!これはFunnyの面白いだけでなく、それを包み込んだinteresting の面白いです。歴史シリーズ、現代社会、偉人伝、どれもハズレがないのは恐ろしいことですが、文学レビューは私の中で最近までノーマークでした。(それまで古事記編がマイベストでした)
▼山月記はもともと好きだった
余談ですが、作者の中島敦は、文豪ストレイドッグスの主人公として登場したりもしてるんですね!アニメみてみようと思います。
YouTube大学のストーリー編は、まぁ本の内容はうろ覚えながら知っていたので復習でした。ところがその先、後編の解説編でやられました。
【文学】教科書の定番・中島敦「山月記」徹底解説編&中田の決意表明
▼謙虚さが大切、高過ぎる自尊心は身を滅ぼす、だけではないこの作品のテーマ
高校生の頃は、プライドの高い自分への戒めと捉えてこの文章を読んでいました。でもあっちゃんの、作者中島敦のパーソナリティに踏み込んだ解説を聞いて、その根底にある表現者の魂を知ったとき、不意に涙が出ました。
追い討ちをかけるように、あっちゃんのメッセージが動画の最後に込められています。心からすごいと思いました。中島敦の中に中田敦彦をみて、自分の決意を語ったところは必見だと思います。
私も表現者の端くれとして、中島敦の、中田敦彦の、表現者としての生き様に心惹かれました。自分もそっち側の人間だと思うからこそ、音楽の道を志して一度も振り返らずに来ました。
これからも私にできる表現を追求していきたいと思います。まだ世の中にインパクトを与えられるような表現者には慣れていないけれど、どんな形であろうと、死ぬまで表現者でいたいと思います。
私のYouTubeチャンネルもよければご覧いただき、チャンネル登録よろしくお願いします!これから様々なコンテンツを企画しています!皆様にお楽しみいただけたり、為になったりすれば幸甚です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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