お金がないバンドマンの戦略〜実践!解決策編〜

お金

お金がなくてもバンド活動を充実させる方法

前回の記事では、「NG行動編」として、お金がないのについやってしまう出費を取り上げました。今回は、具体的にどういった行動をとることによって、お金がなくても充実したバンド活動ができるのかを、「実践!解決編」としてご紹介します。

NG行動から導く実践的解決法

機材費を節約する

まずギタリストやベーシストは、ある程度作りがしっかりしていて、汎用性の高い機種を選びます。安すぎるギターだと演奏に支障をきたす可能性がありますし、特殊な形状のギターでは不便な思いをすることがあります。

また、エフェクター関連もお金が無限に消えていく泥沼です。

基本的な歪み、コンプ、ディレイなどを備えておけば、スタジオやライブハウスで使うアンプにつないで音を出すには十分です。ワーミーなどの飛び道具は、高いくせに使える状況が限られるので、「買わない」という選択肢をとるべきです。どうしても様々な特殊な音作りをしたい場合は、マルチエフェクターを1台用意しておけば、大抵の音作りはできてしまいます。

そもそも、最も大事なのは演奏技術(ウデ)です。

ウデは隠しようがないし、ウデがあればそこそこの機材でも素晴らしい演奏はできます。高価な機材が良い演奏を作るのではありません

ちなみにZoomのG1 onという機種は、かなりコンパクトで音もよく、値段がかなり安いのでオススメです。紹介動画もあるのでぜひご覧ください♪

ZOOM ギター マルチエフェクター G1on

スタジオ練習の回数を減らす

前の記事で説明した通り、不要に長時間かけたり、回数を重ねたりするスタジオ練習は、そもそもの目的から逸脱している可能性が高いです。

メンバーそれぞれが個人練習を確実にやってくることを前提に、バンド活動のスケジュールを組みましょう。

私は所属バンドや、サポートで参加する際は必ずスタジオ練習の回数と時間をメンバーに確認します。不要(多すぎる)だと思ったら参加しないこともあります。お金と時間を無駄にすることが明白だからです。

飲み会を断る

これが一番難易度が高いかもしれませんが、お金がない時に真っ先に切り詰めるべきはここです。

『ゴメン俺、いまお金あんまりなくて・・・。でもその代わり、家でめっちゃ練習してくるから!!!またね!!』

と、満面の笑みで飲み会を断りましょう。

周りのメンバーはあなたを責めません。むしろ焦ると思います。

まとめ:決意、知識、行動

このように、無駄な出費をしないことを決意をし、何が無駄かを知り、それを避ける行動を取れば、極力お金をかけずに充実したバンド活動を送ることが可能です。

もちろん、お金に余裕があるひとは、それをどう使うかは自由です。

大事なのは、色々な経済状態の人が音楽で繋がる場面で、それぞれを認め合い、フラットな立場で音楽活動を一緒にできるような、個々人の度量と雰囲気作りだと思っています。

ぜひ、裕福な人も、今はお金があまりない人も、素敵なバンド活動をして音楽を楽しんでください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

サウンドハウス

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