すぐに弾けないフレーズの攻略方は『◯◯化』と『◯◯からの練習』

音楽総合

難しくてすぐに弾けないフレーズ

楽器を練習している人は、誰しもが経験したことがあると思います。

ピアノでも、ギターでも、サックスでも、演奏しようと思った譜面をすぐにその通り弾けなかったり、耳コピしてゆっくり音をとったフレーズを元の曲のテンポ通りに弾けない、といったことはよくあります。

そんな時どうするか・・・。『気合と根性!!』ではなく、作戦を立てて攻略します。

攻略法は『細分化』と『後ろからの練習』

細分化~フレーズを細分化して捉える~

フレーズは何小節かに跨っている場合が多いと思います。

その時、一気に全てを弾き切ろうとするのではなく、フレーズを細分化して、部分部分を抜き出すことからまず始めます。

後ろからの練習~フレーズの最後から弾けるようにする~

そして多くの人は、そのフレーズの頭から弾いていき、「1小節目が弾けた、そしたら次の1小節・・・あと7小節で終わる・・・!」と順番にやっていくと思います。私もそうでした。

しかしこれが結構精神的にシンドイんです。

なので、フレーズの終わりから練習します。例えばまず最後の一小節を弾けるようにすると、フレーズの終わりを意識できます。そこに繋がるように、その一つ前、もう一つ前、と弾ける箇所を増やしていきます。フレーズ全体を意識しながら部分部分で練習できるので、より音楽的な表現ができるようになります。

実例解説:Summertime in G♭

ここでは、ジャズスタンダードの「Summertime」のワンフレーズを例に解説します。

譜面と演奏例(音源)は下記の通りです。

これをピアノ(鍵盤)で弾くとします。

キーはGb(E♭マイナー)です。

スロースウィングで、メロディーはシンプルですが、コードトーンを元にした低音部の対旋律が、キーから外れた音を多用しているため、難しくなっています。

これを一気に、頭から練習していくのはオススメできません。

まず最後の2小節に注目すると、右手側のメロディは「ファ」の全音符+付点二分音符なので、最初に弾いてしまえばとりあえずあとは気にしなくて良いことに気付きます。

そして左手側のフレーズを攻略していきます。「シ♭〜ファ・シ♭〜ラ・ラ♭〜」というフレーズは、B♭7のアルペジオにクロマチックアプローチ(半音を装飾音として入れる)が含まれていることがわかります。そのあとも、F7、B♭7のアルペジオを中心にしたフレーズになっているので、そこを意識して練習すればスムーズに理解して弾けるようになります。

最後に、右手と左手を合わせて、ゆっくりのテンポから弾きます。これで、このフレーズの最後がまず完成しました。実際に弾いていると、まずこれで1ステップ、自分がこのフレーズを弾けるようになったことが実感できるはずです。あとは、その一個前のフレーズを、同じように解釈し、練習して、繋げて弾けるようにしていきます。

まとめ:難しいフレーズはじっくり取り組む

難しいフレーズを弾けるようになるのは、誰しもが憧れることだと思います。

何日かかっても良いので、少しずつ、ゆっくりのテンポから取り組むと、次第に弾けるようになってきます。そしたらめっちゃ嬉しいです

私は過去の記事でもよく言ってますが、人との比較ではなく、自分の成長にフォーカスすると、音楽も無理なく楽しく続けられると思っています。

素晴らしい自宅練習時間を過ごしてください!!!

サウンドハウス

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