なぜ時間を有効活用できないのか?
人は生まれ持って不平等です。これはある意味仕方ありません。
生まれた環境や、身体的特徴は変えることができず、恵まれてる人、そうでない人がいるのは事実です。
しかし、時間は誰にとっても平等に与えられています。
この時間をうまく活用できれば、自分の人生を望む方向へ持って行きやすくなります。
でもなぜか、私たちは「時間を無駄にしたな〜」と思うことが多くあります。
これまで生きてきた中で、もっとうまく時間を使えていたら、と思うことはいくらでもあるでしょう。
なぜか?
その理由の一つを知るには、『時間の使い方を決める』と言う大事なプロセスがヒントです。
『決定疲れ』がもたらす悪影響とは
結論としては、
あたまが元気な時に時間の使い方を決めておく
と言う方法が最善です。
理由は、人は何かを決定すると疲れるからです。
私たちは、体の疲れはハッキリとわかります。
動きが鈍くなり、力が入らないような感覚になります。そしてこれは休めば回復します。
何かを決定すると言う行為は、脳のエネルギーを消費し、それが続くと脳が疲れます。
これは自分ではハッキリとはわかりづらいのですが、思考力が低下し、何かを決定するときの判断力にも悪影響を与えます。そしてこれも、休めば回復します。
『決定すること』の具体例
私たちの生活は、『決定する』ことの連続です。
・朝起きてトイレに行くかどうか
・今日はどの服を着るか
・朝ごはんは食べるのか、時間がないから食べないのか
普段何気なくやっていることも、その都度その都度私たちは決定しています。
頭を使わなくても決められることは、反射的に決定してしまうものです(トイレに行くとか)。
ですが、今日これから遊びに行くのか、家で映画を見るのか、楽器の練習をするのか、本を読むのか、といった判断は、かなり考えます。
遊びにいけば楽しいです。
家で映画を見れば楽しいし、お金も浮きます。
楽器の練習をすれば、遊びに行くよりは楽しくないですが、将来の上達につながります。
本を読むのも、勉強の本は面白くないですが、将来の役に立ちます。
こういった考えで、私たちは数え切れないほどの「決定」を下し、その結果が今です。
これまで、慎重に選んで、最善の「決定」をしてきたのでしょうか?
まとめ:脳が元気な時に決定をしておく
脳が「決定疲れ」をしている時に、色々な判断をしたらどうでしょう?
その瞬間に、体が欲することをしてしまいそうですよね?
疲れてるから=遊ぶ!
疲れてるから=甘いものを食べる!
こういうことが続けば、人は自己成長に時間を使えないし、カロリーオーバーをしてしまいます。
脳が元気なうちに、スケジュールを決めましよう。
遊ぶ時間と、自己成長の時間を、設定しておいて、『決めないでいい』ようにしておきましょう。
スケジュールを決める、ことがいかに大事か、人間の脳の『決定疲れ』を根拠にしたお話でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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