音楽をやるときに考えること
あなたは何か楽器を演奏されますか?
歌を歌いますか?
コンピューターで音楽を作っていますか?
そのとき、何を考えますか?
今回はこんなテーマで考えたことをお伝えします。
音楽に取り組む目的はなんですか?
楽器を演奏するのは何故ですか?
その行為自体が楽しいからですか?
演奏によって誰かの心を動かしたいからですか?
演奏をすることによって、他者からの賞賛を受けたいからですか?
歌うのは何故ですか?
歌うことが好きだからですか?
歌えばお金が稼げるからですか?
歌えば目立つことができるからですか?
曲を作るのは何故ですか?
創作が楽しいからですか?
特別なことをしているような気分が気持ちいからですか?
自分の才能を証明するためですか?
どんな目的も間違いはない。
否定的な文脈で書いてはいますが、どんな目的も正しいとか間違っているといったことはないと思います。平たく言えば、「モテたいからギター始める」も立派な動機だし、良い目的だと思います(達成できる確率の議論は別として)。
気をつけなければいけないのは、私たちは「純粋に音楽を求めている」はずなのに、無意識的に「別の目的に囚われてしまっている」状態に陥りがちだということです。
いい演奏がしたい
いい曲を作りたい
こんな思いで一生懸命練習して、勉強して、作業をして。そして本番の一発勝負のステージに立ったり、動画を撮ったり、作品を発表したり。
でもそこに、まるで目の前を覆う雲谷のように、別の目的がまとわりついていることを感じることはありませんか?目を背けたり、目を閉じたりしても、その雲谷は決して消えません。
そして繰り返しますが、それは決して悪いことではないはずです。学校の軽音サークルでは、やはりモテるに越したことはないでしょう。プロミュージシャンは音楽を通して価値を産み出しお金にしなければいけません。至極当然なことです。
まとめ:音楽と向き合うことを忘れてはいけない
私たち人間は社会の中で生きています。
他者との関わりあいで仕事をして、生活をしていく生き物です。
常に他者との関係性を考えているのは当たり前です。
”このことをどれだけ認識できているか”
それに気づくことができれば、
自分が音楽をやっているのに音楽から離れている
もしそう感じたとき、また音楽へと戻りやすくなると思います。
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